『哲学』『良いプレー』について

川久保 悠

『哲学』とは何か?
哲学とは物事の原理、原則、本質を理解する学問のことを言います。
哲学的に考えることによって物事の本質を正しく理解することがよりスムーズになります。
サッカーにおいて哲学的に考える大きなメリットの一つに、『プレーの統一理解』があります。
プレーを正しく理解することが『統一理解』に繋がり、プレーの統一理解がチームのまとまり、連携へと繋がります。

そこで、『良いプレー』とは何か?
上手いプレー、正確なプレー、ゴールに繋がるプレーなど、、選手一人ひとりに聞いてもバラバラな答えが返ってくると思います。
バラバラな答えが返ってくる場合は『良いプレー』を哲学的に正しく理解できていないことになり、チーム全体が『良いプレー』を目指してもチームとしてバラバラになりまとまりません。
INDEPENDIENTE JAPAN 哲学での『良いプレー』とは I.E.R の伴うプレーを意味します。
① I = Interpretar y identificar la situación. (状況の把握・理解)
② E = Elaborar y encontrar la mejor solución. (最善な解決策の判断)
③ R = Realizar. (実践)
『良いプレー』とは『状況の把握・理解』→『最善な解決策の判断』→『実践』の伴うプレーとなります。
通常子供は唯一目に見える『実践』のみを『良いプレー』と誤解している場合が多く技術のみを練習する傾向にあります。
『良いプレー』の3分の2はボールを受ける前に頭で把握・理解、判断することであり、ボールを受けてからのプレーの『実践』は残りの3分の1に過ぎません。
実際にミスの約80%は『状況の把握・理解』/『最善な解決策の判断』の段階で起きていると言われています。
『状況の把握・理解』『最善な解決策の判断』は目に見えない部分で選手(子供)にとって習得が困難な能力になりますが、一つひとつ正しく理解して練習することが大切です。
子供たちの成長に少しでも役立てば嬉しく思います。

ユウコーチ