サッカーの『基礎・基本』について

川久保 悠

今回はサッカーの『基礎・基本』について書きたいと思います。

サッカーの『基礎・基本』とは?

コントロール、トラップ、パス . . .

まず、『基礎・基本』とは何か〈*辞書:基礎= ある物事を成り立たせる大もとの部分。基本= 行動・方法などのよりどころとなる大もと〉とされています。

簡単に言うと「物事の大もと」となります。

次に、サッカーのプレーコンセプトは『①認知』『②判断』『③実行』の3大要素で構成され、順序も『①認知』『②判断』『③実行』の順になります。

(*サッカーの全てのプレーには『認知』『判断』『実行』が伴います)

そこで、『認知』『判断』『実行』の大もとであり、より基礎的・基本的な要素は何か?

サッカーにおいてより基礎的・基本的な要素は『認知』であり、サッカーの『基礎・基本』は『認知』と定義することができます。

(*サッカー用語としての『認知』= 見て状況を認識・把握すること)

正しい『認知』から正しい『判断』が生まれ、正しい『判断』から正しい『実行』が生まれます。

一般的にサッカーの『基礎・基本』とよく言われるコントロール、トラップ、パスなどは『実行』(技術)の基礎・基本であって、サッカー全体から見ると応用的なものです。

サッカー経験の無い方々への分かりやすい例として、車の運転があげられます。

車の運転にも『①認知』『②判断』『③実行』が当てはまり、車の運転の最も基礎的・基本的な要素も『認知』です。

見る(認知)無く、進む・曲がる・止まる(判断)、アクセルを踏む・ハンドリング・ブレーキを踏む(実行)はありません。

サッカーも車の運転と同様に『認知』が絶対的な『基礎・基本』です。

技術に特化した傾向性(傾き)のある練習や環境は、『認知』『判断』を欠乏させるため注意が必要です。

最も成長する小学生・中学生の時期に目に見えない『認知』『判断』をしっかりと理解して、『認知』『判断』『実行』全てをバランス良く練習することが大切です。

 

子供たちのより良い成長の参考になれば嬉しく思います。

 

YUコーチ