FCプリマヴェーラ、柏原ジャガーズと練習試合を行いました。
両チーム共に上手なチームで切磋琢磨できた充実した1日になりました。
得点こそ少なかったものの、攻撃の組み立ては日に日にレベルアップしています。
得点が少なかった理由でもあり、今日見えた課題は、ディフェンスからの攻撃の組み立てです。
INDEPENDIENTE の基本フォーメーションは2-3-2となり、8人制はフィールドプレヤー7人(マークのつける人数)で対戦します。
相手を崩す鍵はディフェンダーを含めた7人で攻撃することになります。
INDEPENDIENTE の2-3-2の場合、ディフェンダーは2人となり、ディフェンダーが最低でも2人を引きつけ、ディフェンダーを抜かした前方の3-2(5人)に5対5の状況もしくは数的優位の状況でボールを渡すことが鍵です。
後方(ディフェンスのゾーン)が数的優位であれば、前方は数的不利。後方が数的同数の場合は前方も数的同数。後方が数的不利の場合は前方が数的優位となります。
鍵は前方で数的優位を作ることであって、後方(ディフェンダー)の目的は後方に数的不利ができるまでポゼッションし前方へボールを渡すことです。
今日の対戦相手は両チーム共に、前方へプレスをかけないチームであったため、常にディフェンダー2人がフリーでプレーする状況でした。
そして、フリーのまま前方の5対7の数的不利の状況へボールを渡していたため、相手を崩す可能性を低下させる原因となっていました。
最後の試合は後方までしっかりと相手を誘い出し、前方に5対5を作り出せたため、ゴールチャスも最も多く、得点へもたどり着くことができました。
相手チームも一生懸命守ります。
相手がミスを犯さない限り前方に直接数的優位を作り出すことは困難です。
ポイントは後方に自ら数的不利を作り、間接的に前方に数的優位を作り出すことです。
ボールポゼッションの正しい目的は数的不利を作り、結果として他のゾーンに数的優位を作り出すことです。
正しくボールポゼッションを理解して、より多くのゴールチャンスを作り出せるよう頑張っていきましょう。
FCプリマヴェーラ、柏原ジャガーズの皆様ありがとうございました。
VAMOS ROJO!!