今回はクラブ活動自粛期間として、サッカー以外のテーマとして『勉強』について書きたいと思います。
なぜ『勉強』しなければならないのか?
子供であれば誰もが一度は思う永遠のテーマではないでしょうか。
その『勉強』をする理由について、私が尊敬する チェ・ゲバラ が残した言葉から紐解いていきたいと思います。
まずはじめに、社会の本質について理解することが大切です。
社会の本質は共有にあります。
法律や社会システムの共有、そして社会の富を共有することが社会の本質です。
住む家や毎日履く靴などは大工さんや靴職人さんが作ったもので、社会に存在する全ての富、豊さは仕事が形となった「仕事の結晶」です。
誰でもより良い家に住みたい、より良い靴を履きたい思いがあります。
住んでいる家がすぐに雨漏れしたり、履いている靴がすぐに壊れたりすることは誰も望みません。
そこで理解すべきことは、より良い家、より良い靴は、より良い仕事が形となり作り上げているということです。
そして、より良い仕事をする上で必要になるのが『勉強』です。
『勉強』は将来社会人としてより良い仕事をするための準備です。
子供の時にしっかりと『勉強』して、社会人となり社会により良い仕事を提供する。
社会により良い仕事を提供して、社会を豊かにする。
社会を豊かにして、社会の富をみんなで共有する。
社会の本来の姿です。
社会の中で生きている以上『勉強』という準備、仕事という貢献は義務となります。
『勉強』したくないけど良い靴は履きたい. . .は、靴は買いたいけどお金は払いたくない. . .のように社会システムとして成り立ちません。
『勉強』していない人は靴を作ることもできません。
子供たちが大好きな NIKE や adidas のサッカーシューズも、多大な『勉強』、研究、分析、労働が作り上げた社会の富です。
子供は誰でもより良い靴を履きたい。
より綺麗な服を着たい。
より美味しいご飯を食べたい。
より居心地の良い家に住みたいという思いがあります。
『勉強』はその全ての思いを形にするための準備です。
幸せなことに、日本は豊かで安全な社会を持つ素晴らしい国です。
豊かで安全な社会に感謝して、将来への準備となる『勉強』を一生懸命頑張りましょう。
『世界を変える』ロマンと共に生きた チェ・ゲバラ。
彼がキューバ 革命成功後、国家政策として最も力を入れたことが子供の学習環境『勉強』でした。
そのチェ・ゲバラの伝記 “El sujeto y el poder “より CHE の社会観を元に書かせていただきました。
少しでも子供が『勉強』する理由の理解に役立てば嬉しく思います。
YUコーチ